8ヶ月後の訪問になります。乗り鉄の友人と一緒に東北地方の廃止路線巡りの途中に寄りました。この頃になりますと加茂～村松の部分廃止話が現実となり多くのファンが詰めかけていました。とは言え途中駅で下車して撮影する訳でも無く、単なる乗り鉄スタンスなので、加茂駅と村松駅と途中の交換駅七谷でのスナップしかありません。
乗車したのは生え抜きのモハ12でした。ワンマン改造されて誰も通れないであろう狭い乗務員扉が特徴の車両です。
（上） 陣屋～東加茂の加茂トンネルを車内から。
（下） 七谷駅の交換列車を車内から。
村松駅
再び3連と相対しましたが露出を間違えて粒子が荒くなってしまいました。
デジタル修正化した今だからこそお披露目できるネガです（大汗）。
機関車を見るとパンタを上げていました。
どうやら何か作業をするようです。冗長になりますが一連の作業を載せてみます。
どこに留置してあったのか？判りませんが貨車を牽いて道路沿いの側線へ向かいます。
貨車に土嚢を積み始めました。その間に機関車は離れて待機しています。
この後に向こうに見えるポイントまで人力で貨車を押し出しました。
その懸命な姿を目の当たりにし、遊びで撮影している自分に罪悪感を感じてシャッターを押せませんでした。
貨車を連結してホーム脇の側線に入り、パンタを下げました。
加茂方面へ向かう作業と思われますが、我々はそれを見届けずに加茂へ戻りました。
五泉行のモハ31を見送ります。