別海村営軌道の加藤DLと釧路製作所自走客車

（撮影日：2008年6月16日）

友人の車に乗せて貰って訪問した奥行臼は、保存がなされているとは言え、全くひと気が無いのは怖い気もします。かつて有ったであろう建物は悉く消え去って、国鉄だった駅本屋と付属施設のみが残っている姿を目の当たりにすると、雑誌等で知り得たかつての光景が嘘のように思えました。車両だけでなく建物も残っているけれど、人が残っていない・・・。それが奥行臼の印象です。

ここも語りつくされておりますので、詳細は省略します。保存されているのは、加藤DLと釧路製作所の自走客車とミルクゴンドラの3両ですが、当時の建物も多く残されていますので、他所に比べて雰囲気は段違いに素晴らしいと思います。如何せん、公共機関は皆無な上に、遠すぎるのが難でしょうか？

釧路製作所製自走客車は、傾いています(^^;。

大丈夫なのでしょうか？それだけが心配です。雪が融けたら再訪しないといけないかもしれません。町の文化財に指定されているとは言え、さすがにこの場所では人手が無くて、ボランティアによる保存会は立ち上げられないように思えます。

往時の雰囲気が味わえる素晴らしい場所です。

2010年2月6日　記

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