DMC/土工モジュールクラブ

 

たぶん今年いちばん写真に撮られたモジュールではないかと思います。

 

エントリー時点から詳細不明のクラブとして気になる存在でした。家元さんやあららぎさんが参加している時点で、そのクラブ名から想像するに、Oナローの「魅惑の砂利取りの世界」であって、砂利穴から積み込み場までの経路を実感的かつ魅力溢れる切り口で再現した風景を、なべとろ列車が粛々と走り回るモジュールが展示される、とばかり思い込んでいました。実際に蓋を開けると「立体モジュールへの提言」のような集まりであって、期待感が大きかっただけに少々意表を突かれた感じでした。車両が動いていなかった点も含めて、むしろ失望感の方が大きかったと正直に書いておきます(笑)。しかしながら、この車庫モジュールの作り込み具合や質感は“さすがOナロー”です。こんなガゼット誌で見るような精密なOナローが見たかった!

 

 

 

 

 

 

他の方のレポを読んでかなり後悔したのも、この車庫モジュールでした。機械室内に居並ぶ旋盤やボール盤などはベルト駆動が完全に再現されて、それはそれは溜息が出るくらい素晴らしい作り込みだったそうです。「そうです」と書く時点でお解かりの通り、全く気が付かずに見過ごしてしまいました。残念無念です。

2012年10月14日 記

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