機関車が離れて2軸客車が好い具合に現れました。一旦カメラのファインダーを向けながら
「まぁ、客車は撮らなくていいやっ」
と、シャッターを押さなかった事だけは36年経った今でもハッキリと覚えています。まさに後悔先に立たずorz
おかげで2軸客車の写真はこれくらいしか残っていません（激汗）
工場からの貨物列車も動いていました。
野口線の発車時刻が来ましたので気動車へ向かいました。これで別府鉄道ともお別れです。
少し冗長になりますが、野口線の駅名板を別府港から野口まで並べてみます。
高砂線の気動車へ乗り換えて友人宅へ戻ります。これが別府鉄道とのラストカットです。
別府鉄道の訪問はこの時が最初で最後でした。当時は特にローカル私鉄に興味も無く、廃止前に一度だけ乗れば良いくらいの思いでした。あの頃、もっと興味を持って訪問していれば・・・。話に拠れば、年が明けてからは更に訪問者が増えて最後は大混雑になったと聞きました。廃止日は1984年1月31日の事。珍しく大雪だったそうです。
帰りに乗った高砂線のキハ20、加古川駅にて。おでこまでオレンジ色なので不思議な印象でした。